誰でも一度や二度、財布や携帯電話などを置き忘れたり失くしてしまったことがあるだろう。その時、ちゃんと手元に戻ってきた人はどれ程いるだろうか? 世界16カ国で、故意に財布を落として「どの国の人が一番正直に届け出るか」という実験が行われ、興味深い結果が話題となっている。 ・落とした財布は各国で12個 実験はアメリカの情報誌Reader’s Digest が、ニューヨーク、ロンドン、ムンバイなどの大都市を中心に16カ国で行ったもの。家族写真や連絡先の情報と、現地通貨で30ポンド(約4740円)相当の現金が入った12個の財布を、それぞれの街に落とした。 ・各国の誠実度ランキング 合計192個の財布のうち、戻ってきたのは半分以下だった。結果は以下の通りで、数字は戻ってきた財布の数である。 1位: ヘルシンキ (フィンランド) - 11個 2位: ムンバイ (インド) - 9個 3位: ブタペスト (