【ジュネーブ=佐藤昌宏】国際電気通信連合(ITU、本部・ジュネーブ)は情報通信技術に関する報告書を発表した。 調査した152か国・地域のうち、この分野で最も進んでいたのは韓国で、日本は13位だった。韓国は前回(2008年)調査に続く1位で、日本は順位を2つ下げた。 報告書は、韓国について「情報通信技術を経済成長の原動力と位置づけ、国を挙げて情報技術大国化に向けた施策を実施している」と評価している。日本は、インターネット利用率では上位につけたが、携帯電話の普及が頭打ちとなっていることなどが順位を下げる要因となったようだ。 2位はスウェーデンで、アイスランド、デンマーク、フィンランドが続いた。