通常、人間に見えるのは3原色までですが、それよりも1色多い4原色を視ることのできる女性画家が存在します。彼女の描く絵から、私達には見えざる世界を垣間見ることができます。 私達が毎日目にするこの世界の情景。それはもちろん視覚によって捉えられる情報なのですが、どのように見えているのかはみんな同じではありません。 人間は通常、赤、青、緑の光の三原色によって世界を見ます。これは網膜の中心に位置し、色(光の波長)に敏感に反応する錐体細胞が長波長(黄色周辺)に反応する赤錐体、中波長(黄緑周辺)に反応する緑錐体、短波長(青周辺)に反応する青錐体の3種類存在しているため。これを3色型色覚と呼びます。 これに対し、犬や馬などを含む多くの哺乳動物は2種類の錐体細胞しか持っていないため2色型色覚と呼ばれ、人間でも赤緑色盲の場合は似たような色の世界を体験していることになります。 猫の目からは実は世界はこう見えてい
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