パワード プロセス コンサルティング(PPC)は2月27日、独jCOM1のビジネスプロセス管理製品「jCOM1」(ジェイコムワン)の国内販売を開始すると発表した。SAPジャパン、IDSシェアー出身のPPC 代表取締役社長 力正俊氏は「これまでのモデリングツールはシステムとの連携が完全ではなかった」と指摘した上で、jCOM1について「プロセスモデリング層と実行系層の連携を実現させる」と説明した。 市場にBPMツールはたくさんあるが、jCOM1は「既存システムをよみがえらせ、最小の投資で最大の効果を生み出す」(力氏)。その特徴は独jCOM1の創業者であるアルベルト・フライシュマン氏が研究、開発した「サブジェクト指向」という考えを基本に置いていることだ。サブジェクト指向とは「人、組織を基点にプロセスを描く手法」。「ユーザーの目線を基点に、誰がどういう処理をしているか、誰がどういうコミュニケーショ