10月10日、2.6系Linuxカーネル向けのアクセス解析/制限モジュール「AKARI 1.0」がリリースされた。AKARIはLinuxカーネル用のセキュリティ機能「TOMOYO 1.8」をベースとしたLSMモジュールで、カーネル本体の再コンパイルを行わずに利用できるローダブルカーネルモジュール(Loadable Kernel Mobules、LKM)として実装されているのが特徴。 AKARIはLinuxのセキュリティフレームワーク「LSM(Linux Security Modules)」を使用してファイルやネットワークといった各種資源へのアクセスを解析/制限するモジュール。AKARIはカーネルモジュールとして提供されているため、LSMがサポートされているカーネルであればカーネル本体の再コンパイルなしに利用できる。また、SELinuxやSmack、TOMOYO、AppArmorといったほか