比例航法について 2005/02/03:「旋回後の座標を求める」章でdθとなっていた箇所をλに訂正。 比例航法とは何か 比例航法というのはその名の通り、航路決定に比例式を用いた誘導方式です。つまり、ある値に一定の比例定数をかけた方向に指向するような方式になります。 比例航法の基本 ミサイルが保持すべき情報 ミサイルが知っているべき情報、つまりミサイルのクラスや構造体が持つべき情報はあまり多くありません。通常、特に凝ったことをしない限り次のものだけで十分です。 ミサイル自身の座標(xm, ym) ミサイル自身の速度(s) ミサイル自身の向き(r 度、またはラジアン) ミサイル自身の向きとプレーヤとの角度(θ 度、またはラジアン)を数個(配列またはリスト) ミサイル自身の向きとプレーヤの角度、と言うのが分かりにくい点ですが、これはミサイル自体の進行方向からどれぐらいずれた向きにプレーヤが存在す