インターネットを使った選挙運動が、この夏の参議院選挙から解禁されることとなった。選挙の裏ではさまざまな人間が動いているが、なかでも重要な位置を占めるのが「選挙プランナー」だ。あまり聞きなれない言葉だが、一体どんなことをしているのだろうか。そこで選挙プランナーとして活躍されている株式会社アノンの野沢高一氏に話を聞いた。 選挙プランナーという仕事 土肥:野沢さんは「選挙プランナー」という肩書きでお仕事をされていますが、具体的にどのようなことをされているのでしょうか? 野沢:まず「選挙プランナー」というのは中小企業診断士のような国家資格に合格してとか、認定制度などがあってなれるものではありません。自分が「選挙プランナー」と名乗れば、誰でも「選挙プランナー」になれます。 私が力を入れているのは「選挙のやり方、教えます」「選挙の勝ち方、教えます」「選挙の勝ち方、つくります」――この3つをリサーチとコ