Vaadinによるボタンのイベント処理 前回では、Java用のWebアプリケーションフレームワーク「Vaadin」を用いて入力フォームをレイアウトする例を紹介した。今回は、それに対してボタンがクリックされた場合のイベント処理を追加してみる。 Vaadinのイベント処理は、AWT/Swingと同様に、コンポーネントオブジェクトに対してaddListener()メソッドを用いてリスナを登録することで行う。ボタンがクリックされた際に発生するイベントはButton.ClickEventであり、これを受け取るリスナはButton.ClickListenerインタフェースとして定義されている。したがって、まずはButton.ClickListenerをimplementsしたクラスを作成し、そのインスタンスをaddListener()でButtonオブジェクトに登録すればいいということだ。 Butto