久しぶりにジェネリクスを多用するライブラリを作成していて、忘れていたことやはまりどころがあったので、今更ですが備忘録的にポイントをまとめておきます。 用語 ジェネリクスは似たような用語があって混乱しやすいので、まずは用語をきちんと抑えておく。 以下は、Effective Javaの項目23からの抜粋である。 用語 例
久しぶりにジェネリクスを多用するライブラリを作成していて、忘れていたことやはまりどころがあったので、今更ですが備忘録的にポイントをまとめておきます。 用語 ジェネリクスは似たような用語があって混乱しやすいので、まずは用語をきちんと抑えておく。 以下は、Effective Javaの項目23からの抜粋である。 用語 例
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Java5以降では総称型(generics)がJava言語に導入されています。総称型自体は、最近の静的な型付けのプログラミング言語で珍しいことではなく、現在の最新版では.NETのC#やVisual Basicにも導入されています。一般的には総称型をサポートするクラスライブラリを自分で正しく定義することは非常にスキルがいるが、事前に定義されたクラスを使うだけであれば、それほど難しくないとされています。しかし、Java言語の総称型は本エントリで説明するように特殊なところがあり、単に利用するだけでも他の言語に比べて遥かに難しいところがあるというのも事実です。特に総称型をパラメータ化する際に指定するワイルドカード型(List<? extends Serializable>など)の意味を正しく理解して使いこなすことは簡単なことではありません。その結果、昔のJDK1.4までのように型パラメーターのない
ジェネリクスでは、「型」を変数にした「型変数」というものを取り扱う。型変数で何が嬉しいかというと、メジャーな例ではコレクションAPIが挙げられる。java.util.Listとかjava.util.Mapとかのデータを格納するタイプのユーティリティクラスのことだ。 2004年にJavaのバージョンが5.0となるまでは、Javaにはジェネリクスの機能はなかった。なので、Listにデータを格納し、取得する場合は List list = new ArrayList(); list.add("hello!"); String str = (String) list.get(0); といったソースコードになる。 add()の引数はObject型で宣言されており、どんな参照型でもadd()することができた。 get()の戻り値もObject型で宣言されておりキャストが必要だった。このキャストはプログラ
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