1. クラスローダ 「クラスローダ」とは、クラスのロードやリソース(ファイル)の検索を担当するオブジェクトで、「java.lang.ClassLoader」を継承したクラスのインスタンスです。全てのクラスはクラスローダによってアプリケーションにロードされる事になっており、各クラスは自身をロードしたクラスローダへの参照を保持しています。そのクラスローダは「java.lang.Class」の「getClassLoader」メソッドで取得することができます。 クラスローダはツリー構造をしており、関連する親クラスローダを1つ所有しています。ツリー構造の大元に位置するクラスローダを「ブートストラップ・クラスローダ」と呼びます。これはJava仮想マシンに組み込まれており、Javaアプリケーションの起動時に、最初に読み込まれるものです。ブートストラップ・クラスローダはJava標準のライブラリや、Java