MicrosoftにとってUMLは「望まれない言語」だという。一方で、サポートし、共存していくべき一連の技術の1つとも見られる。Microsoftは相互運用性をシリアスに考えなければならないのである。 Microsoftと統一モデリング言語(UML)の不安定な関係は、同社がさまざまな技術に対して、競合しながら同時にサポートをしているという複雑な事情を端的に表している。Microsoftは当初、UMLのサポートを拒否したが、ソフトウェアモデリングに戦略的重点を置くとともに、UMLに対する開発者の要求を徐々に無視できなくなった。 Microsoft TechEdでは、ビル・ゲイツ氏がUMLサポートの意向を打ち出し、その後、同社はVisual Studioと自社のモデリング技術「Oslo」(コード名)でUMLをサポートすると発表した。UMLの共同開発者の1人であるグラディ・ブーチ氏は、Micos