asahi.com（朝日新聞社）：「裁判員に選ばれた」に職場は「欠勤扱いにする」 - 社会
福岡地裁小倉支部で１６日まで開かれた強盗殺人事件の裁判員裁判で、補充裁判員を務めた大阪市港区在住の会社員男性（２４）が、職場に裁判員に選ばれたことを話したところ「欠勤扱いにする」と告げられたことを明らかにした。閉廷後にあった裁判員経験者の記者会見で語った。 男性の住民票は実家の福岡県苅田町にあるため、同支部から裁判員候補者への呼び出し状が実家に届いたという。男性は１３日午後、同支部であった裁判員の選任手続きに参加するために職場に休暇を申請したところ「できれば（裁判に）参加しないでほしい。欠勤扱いにする」と言われたという。公判は１４〜１６日で、男性は会社を休んで苅田町の実家から通った。 男性は「会社からどういう扱いを受けるかまだ決まっていないが、もうちょっと国からの配慮があるといい」と語り、職場の理解を得られるような裁判員制度の充実が必要だとの考えを示した。 裁判は、福岡県小竹町勝野、
対象外に 刑が軽い罪で起訴 NHKニュース
対象外に 刑が軽い罪で起訴 5月22日 20時10分 女性が乱暴されてけがをした事件をめぐり、検察庁が被害者の意向を尊重して、裁判員裁判の対象にならないよう、刑が軽い罪で起訴していたことがわかりました。こうしたケースが明らかになるのは初めてです。 この事件は、ことし、西日本で起きたもので、女性を乱暴してけがをさせたとして男が逮捕されました。女性から相談を受けた弁護士によりますと、女性は、事件が一般の人が参加する裁判員裁判で審理されると「自分のことがわかってしまう」と恐れ、裁判員裁判の対象にならない軽い罪で起訴するよう求めたということです。その結果、検察庁が女性の意向を尊重して、逮捕した容疑からけがをした事実を除き、裁判員裁判の対象から外れる乱暴した罪だけで男を起訴したということです。性犯罪を裁判員裁判の対象とすることについては、プライバシーが守られないおそれがあると女性団体から懸念が示され
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