第1章:悪しきコードの弊害から痛みを知る仙塲大也氏(以下、仙塲):ここからは各章の紹介です。本書は1章から17章までの全400ページあります。第1章「悪しき構造の弊害を知覚する」。1章と2は、新卒さん向けの章です。「設計なんかぜんぜん知らないですよ」という方向けの章です。 そもそも設計って、「設計しなきゃ」という危機意識が必要なわけですね。その危機意識の醸成には、悪しきコードによる弊害を知覚する必要がありますよ。悪しきコードの弊害を数例用いてダイジェスト的に紹介して、痛みを知ってもらおうという章です。 第2章:「設計とは?」を学ぶ第2章「設計の初歩」。本格的な設計は3章の「クラス設計」から始まりますが、いきなりクラス設計となるとちょっと重いので。第2章で簡単な命名や小さいメソッドの設計とかをベースに、「どういうことをするのが設計なの?」というところを学びます。1章と2章をつうじて、設計がぜ
