はじめに 効くか効かないかわからない特徴量が大量にあって、中にはいくつか効くものがきっとある・・・というときに、L1正則化やGroup LASSOが用いられます。これらは微分不可能な点を含むため、通常の勾配法では解けません。 そこで、微分不可能な点を含む凸関数最適化の一手法である近接勾配法について、勉強したことをまとめてみました。 近接勾配法の更新式 微分可能な凸関数$f(\boldsymbol{x})$と微分不可能な点を含む凸関数$g(\boldsymbol{x})$に対して、$F(\boldsymbol{x})=f(\boldsymbol{x})+g(\boldsymbol{x})$を最小化します。 ステップ$k$における点$\boldsymbol{x}_k$とステップ幅$\eta$に対して、近接勾配法は \begin{align} \boldsymbol{x}_{k+1} &= {\