ディスプレイサーバー開発プロジェクト「Wayland」のKristian Hogsberg氏は10月22日、「Wayland 1.0.0」およびそのリファレンス実装「Weston 1.0.0」を公開した。ディスプレイサーバーとしての基本的な機能がそろい、今後の開発に向けたベースになるリリースという。 Waylandは2008年にHogsberg氏が開始したプロジェクト。LinuxなどUNIX系OS向けのデスクトップ画面描画を行うディスプレイサーバーおよびそのプロトコルで、X Windows Systemの置き換えと位置付けられることもある。モダンなソフトウェアアーキテクチャへの対応、軽量さ、簡素化などを特徴とし、UbuntuやFedoraなどが採用を計画している。 Wayland 1.0についてHogsberg氏は、プロトコルに基本的な機能が揃い、今後新機能を構築する土台になると説明してい
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