21日午前9時すぎ、東京都中央区の銀座郵便局から、山本太郎参院議員宛ての不審な封筒が見つかったと警視庁築地署に通報があった。署員が山本議員の関係者の立ち会いのもと開封したところ、中には銃弾のようなもの1発と山本議員の殺害を予告する脅迫文が入っており、同署は脅迫事件として調べている。 山本議員は秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡したとして、山崎正昭参院議長から口頭で厳重注意を受け、今後皇室行事への参加を認めないとする処分を受けた。今月13日には、ナイフが入った山本議員宛ての封筒が参院議員会館で見つかっている。 同署によると、封筒には散弾銃の実弾とみられるものが入っており、「近日中に射殺します。天誅(てんちゅう)」などと手書きされた脅迫文が同封されていた。郵便局の金属探知機に反応したため、X線検査にかけたところ、中に不審物が入っていることが分かったという。 脅迫文や封筒の裏面には個人名とみ