ソースファイルを手に入れて,一からRPMを作っていくのはかなり大変な作業だ。そこでまずは,.src.rpmで配布されているパッケージを利用してRPMの構造を知ることから始めよう。ここでは,Red Hat Linux 7.2を前提としてApache 1.3.22を使用した例を解説をしていく。 # wget ftp://updates.redhat.com/7.2/en/os/SRPMS/apache-1.3.22-2.src.rpm #rpm -i apache-1.3.22-2.src.rpm 上記のようにファイルをゲットしてrpmで指定(-i)をすると,「/usr/src/redhat/」ディレクトリ下に該当ファイルがインストールされる。このディレクトリ下には次のようなサブディレクトリがあり,それぞれの目的別に分類されるのだ。