愛知県岡崎市立中央図書館のホームページ(HP)からプログラムで情報を集めた男性がサイバー攻撃をしたと誤解されて昨年5月に逮捕され、起訴猶予になった問題で、図書館は25日、「男性の行為は犯罪ではなかった」と初めて公式に認めた。図書館と男性がそれぞれのHPで声明を発表し、明らかにした。 この問題で岡崎市は、プログラムが図書館HPの閲覧障害の主因だったとし、男性が撤回を求めていた。声明で、図書館はプログラムを「技術的に配慮が施されていた」とし、障害は図書館システムが起こしたと認めた。 男性は図書館が県警に出した被害届の取り下げも求めたが、市は応じなかった。市は「次に何かあったときに被害届の提出をためらわないため」と理由を説明している。男性は納得しているという。 共同声明は、同図書館を核とする交流プラザ「りぶら」を支援する市民団体「りぶらサポータークラブ」が仲介し、25日午前、図書館と男性、