「SQLの結果が返るのに時間がかかる」、「バッチ処理が遅くなった」など、弊社サポートセンターには処理パフォーマンスの低下に関するお問い合わせを年間で200件以上いただきます。しかし、その原因は実行計画の変化、I/O競合、ロック競合など様々考えられるため、特定は容易ではありません。 パフォーマンス低下の原因を調べるために、SQLトレースから調査をすることがあります。SQLトレースは実行したSQLの詳細な情報をトレースファイルに出力しますが、出力量が多いため、適切な方法で調査対象とするSQLの情報をピンポイントで取得する必要があります。 今回は複数あるSQLトレースの取得方法を、ケース別に紹介します。 SQLトレース はSQLのパフォーマンス情報を文単位で出力します。各フェーズ(Parse/Execute/Fetch)でかかった時間や、実行計画、待機イベントの情報などが確認できるためパフォーマ
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