ソースコードの改ざん防止や本人確認に使われるPGP署名で、鍵の偽造が問題になっているようだ。 問題となっているのは鍵IDが32ビットの鍵だそうで、Linuxの開発者であるLinux Torvalds氏やGrek K-H氏の偽造鍵が発見されているようだ(LKMLへの投稿、ZDNet Japan)。 すでに32ビットの鍵IDは脆弱であることが知られており、GPUを使った処理で容易に偽の鍵を生成できる状態になっているようだ。 対策としては鍵IDのビット数をより長いものにすれば良い。また、今回は偽造鍵が見つかっただけで、それ以外のトラブルや問題、これを利用した攻撃などは確認されていないようだ。 ただ、こういった脆弱な鍵が存在する状況で公開鍵サーバーを利用することについて懸念の声も上がっている。