【バンコク=深沢淳一】ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが、最大都市ヤンゴンの自宅からインターネットに接続できるようになったことがわかった。 関係者が本紙に語った。 ある軍政筋は「軍政はスー・チーさんにネットの利用を認めた」としている。 スー・チーさんは昨年11月に自宅軟禁から解放された後、インターネットの「ツイッター」や「フェースブック」での情報発信に関心を示しており、民主化運動に取り入れていく考えとみられる。解放までは自宅の電話は遮断され、外部と自由に連絡できない状態を余儀なくされていた。