(CNN) 米シアトルの水族館で毎年恒例となっていたタコの交尾の見学イベントが、今年は中止になった。理由はオスのタコの「コング」が大きすぎたことだった。 CNN系列局のKOMOによると、シアトル水族館は毎年バレンタインデーの2月14日、来館者にタコの交尾の様子を公開して人気を集めていた。しかし今年はコングの相手ができる大きさのメスダコが見つからなかったため、このイベントは中止になった。 コングの体重は約32キロ。これに対してメスダコはその半分ほどの大きさの相手しか見つからず、交尾させればコングの餌になってしまう恐れがあったことから中止を余儀なくされたという。 コングもこれで命拾いをした可能性がある。タコは交尾すると間もなく死んでしまう。