解説 Windows OSでは、起動後、セキュリティ保護のためにパスワードの入力が求められる。ユーザー名とパスワードが合致しないとシステムにサインイン(ログオン)できない。 しかし、特に漏えいを心配する情報をPCに格納していなかったり、実験的な用途で何度もサインインを繰り返したり、あるいはキオスク端末のように特定用途で複数の利用者が手軽に利用できる必要がある、といった場合、パスワード入力なしでPCを利用できるようにすることは可能だ。 具体的には、「自動サインイン」を有効にしておくと、Windowsの起動と同時にサインイン処理が行われ、スタート画面またはデスクトップが表示され、すぐに利用できるようになる。 ただし、自動サインインを有効にすると、起動するだけで誰でもそのPCを利用できるため、セキュリティ面では脆弱になる。その危険性を承知のうえで利用していただきたい。 本稿ではWindows 8