民主主義の論理 多くの日本人が、民主的だと考えている概念の多くが、実際は、民主的と言うよりもむしろ、日本的な考え方である。その事に日本人は気がついていない。そこに、日本の民主主義の問題点があるのである。 日本人は、民主主義を誤解している。その一つが、話せば解ると言う事が民主主義の原則だと思い込んでいる事である。話し合いが、民主主義だという錯覚している事である。今一つが、民主主義は、何でもかんでも多数決で決める事だと錯覚している事である。 日本人の民主主義に対する誤解の最たるものは、民主主義は、話し合いだという考えている事である。 そして、何でもかんでも話し合えば、民主的だと考え、話し合う事、即、民主主義だという発想をする事である。また、何でも話せば解るという錯覚している事である。 その結果、解り合うために、話し合う。話し合えば解るという前提が、民主主義なのだと、日本人は、思い込んでいる。こ