ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (5)

  • 言葉の裏にある命令を見抜く: 極東ブログ

    「人の話を聞け」と言われたことがない人はほとんどいないだろう。何かを相談しているときや議論中に、突然こう言われると、困惑するものだ。反論したい気持ちをこらえ、適当に相槌を打った経験もあるかもしれない。一見アドバイスのように聞こえるこの言葉の裏には、「私の言うことを理解して、その通りに行動してほしい」という命令が隠れていることが多い。言った人は「善意でアドバイスをしている」と思っていても、無意識のうちに相手を動かそうとしていることもある。 このような言外の意味を読み取ることは、日では「空気を読む」という言葉で表現される。「この部屋は寒いね」という何気ない一言に「暖房を入れてほしい」という期待や命令を感じ取り、適切に対応することが求められる。幼い頃から、直接的な表現を避けながら、相手の意図を察して行動することを学んできた私たちにとって、これは当たり前の文化となっているが、そんな文化に馴染め

  • 親指の規則(rule of thumb): 極東ブログ

    英語に"Rule of thumb"(ルール・オブ・サム)という慣用句がある。直訳すると、「親指の規則」になるが、慣用句としての意味は、「経験則」ということ。よく使う慣用句らしく、ニュース検索しても出てくる(参照)。 As a general rule of thumb, many of Prague’s higher-end restaurants, like Le Degustation and V Zatisi, are nonsmoking. An exception is the well-known upscale riverfront restaurant, Kampa Park, which has a smoking section. 一般的な経験則として、"Le Degustation"や"V Zatisi"のようなプラハの高級レストランの多くは禁煙。例外は有名な超高級

  • かくしてギリシア語の勉強を始めたのだが: 極東ブログ

    かくしてギリシア語の勉強を始める。といっても、ピンズラー方式でごりごりと機械的な暗記をしてツーリスティックなレベルを脳みそに押し込むのではなく、ミシェル・トーマス方式にした。これでロシア語を学んで文法がよくわかったからである。 というところでいきなり余談だが、ミシェル・トーマス方式の教材見たら韓国語のシリーズが近日発売とのことだった。ごく入門段階しかないが、今後充実するのだろうか。ミシェル・トーマス方式だと韓国語をどう教えるのかはちょっと気になる。 ミシェル・トーマス方式の現代ギリシア語だが、教えているのはミシェル・トーマス人ではない。たぶん、彼はしゃべれただろうと思うが、その記録はない。教材の講師は声からさっするにおばさん風である。Hara Garoufalia-Middleさん(参照)。れいによってインストラクションに使う英語は英国英語ロシア語のナターシャ先生もそうだったので、だい

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  • 無料語学学習サイト・Duolingo(デュオリンゴ)の微妙な楽しみ: 極東ブログ

    無料で語学が学べるDuolingoというサービスがある。知っている人もいるかもしれない。へえ、いいじゃないのと思う人もいるかもしれない。しかし、先日までは日語話者を対象にしていなかった。だから知らない日人も少なくないだろう。英語を使う人がフランス語やスペイン語を学ぶという感じのサービスだったのだ。 そこで僕は英語でフランス語学習をするのにこれを使っている。音声中心のピンズラー方式でフランス語を学習したので、"je veux"と"elle veut"の違いがわかっていなかった。お恥ずかしいかぎり。 で、Duolingoが便利かというと、微妙な感じ。話が前後するけど、このサービスにはディスカッションの機能があって、「現状Duolingoはこれでいいのか」とか「文法をもっときちんと教えろよ」とか、いろいろみんなが議論はしている。それもけっこう面白い。 このDuolingo、先日、日人向けに

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  • "&"(アンパサンド)の正しい書き順: 極東ブログ

    はてな」(参照)に寄せられていたアンパサンド(&という記号)についての質問が面白かった。"&(アンパサンド)"の正しい書き順を教えてほしい、というのだ(参照)。 &の書き順を教えて下さい。正確に知りたいので、それを証明するサイトも添えて紹介して下さい。ただ単に個人的な意見はご遠慮下さい。 まいったな、全然わからない。この記号は私も日常使っているし、ちょっとしたプログラムコードのメモ書きとかでも使うのだが、その正しい書き順は?と言われるとまるでわからない。こういうのは当に困った。どきっとする。私は小学生のころ、数字の"5"を上の横棒から先に書いて、それから下の丸みを書いていた。「ら」の要領である。中学生のときに気が付いてなおした。 この質問に寄せられた回答はいくつかあるが率直に言って正答というには遠い。というか、回答のなかにも意見としてあるのだが、正しい筆順はたぶん存在しないのかもしれな

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