マイケル・ムーア監督と言えば、2002年に「ボウリング・フォー・コロンバイン」で銃社会の真実を突きつけ、さらに2004年の「華氏911」でブッシュ大統領政権に切り込んだことで超有名ですが、2007年に公開予定の最新作「Sicko」(シッコ)について大問題が発生しているそうです。なんと米国財務省がフィルムを押収することを画策しており、危機感を抱いたマイケル・ムーア監督はフィルムのコピーを既に海外のいずこかへと輸送して万が一の事態に備えたらしい。 なお、今回の映画「Sicko」は医療問題を扱っており、これを知った全米の医療業界は「マイケル・ムーア対策マニュアル」を制作して戦々恐々となったとのこと。 気になる映画の中身とか、ついに米国政府を完全に敵に回してしまった詳細、およびこの映画がなぜそこまで目を付けられることになったのかという事情などは以下の通り。 まずは映画の中身から。日本は当然ながらア
![マイケル・ムーア監督次回作「Sicko」を米政府は必死で押収したいらしい](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/504375526c66199771b67ecf47ec7e899aa1345a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2007%2F05%2F21%2Fsicko%2Fsicko.png)