「お金で幸せは買えない」とはいいますが、では、お金の使い方によって、ヒトの幸福感や満足感が変わることはないのでしょうか? このテーマについて、興味深い研究結果が発表されました。 消費者心理学に関する専門誌「Journal of Consumer Psychology」(2010年4月号)では、Jing Yang ZhongさんとVincent-Wayne Mitchellさんによる、研究結果について掲載されています。 この研究では5000世帯を対象に、4年間の経過を追ったところ、コンサートや映画鑑賞、スポーツ観戦、外食といった、娯楽にお金を使う人は幸福感が高いということが明らかになったとのこと。しかも、一度に高額を費やすよりも、少額でその頻度を増やすほうが、より幸福度が増すそうです。 では、この購買傾向がヒトの幸福感に、どのような影響を与えているのでしょうか? 彼らの分析によると、ソーシャ