はじめての方はこちらをご覧下さい。 ㊸高齢者の食事 食べられなかった機能性ディスペプシア時代、私はやたら人が食べているご飯の量が気になっていました。 健康な成人女性より遥かに食べられていない自分をとても不安視していたからです。 でも時折ダイエット中の人が自分と同じくらいの量、もしくはそれ以下の量しか食べていないのを目撃すると、やたら安心感を得ていたものです。 そんなときニュースやドキュメンタリー番組で目にする高齢者のリアルな食事風景。 ときにコンビニ弁当だったり、ときにカップラーメンだったり、ときに手の込んだ奥さんの手料理だったり、あるいは菓子パンやデザートだったりと食事内容は様々でしたが… 「私よりも食べている」 というのが確かな情報として映ることが多々ありました。 食欲は生命力とつながっていると実感していた当時の私。 人間にとって三大欲求の一つである「食欲」を失くしつつある私は、とても