TBSの夜の看板ニュース番組「NEWS23」で、メーンキャスター、筑紫哲也氏(71)の女房役を9年間務めた草野満代キャスター(39)=写真=が9月で番組を卒業。同じくNHK出身の膳場貴子キャスター(31)にバトンタッチすることになった。 番組の大幅リニューアルに伴って、いわば若返りを図ったわけだが、草野キャスターの、あの落ち着いた原稿の読みっぷりは、とくに中高年に人気が高く、惜しむ声は少なくない。 「今後の予定は、何も決まっていない」(所属事務所)といい、降板後の予定は白紙のようだが、「NEWS23」は彼女の唯一のレギュラー番組だっただけに、その動向が気になるところ。 「個性的な筑紫に対して、落ち着いて脇を固める草野は、よくバランスがとれていた。9年間やったというのは、彼女にとっては大きな実績」と評価するのは、放送評論家の志賀信夫氏。 「読みのうまさを武器に、質のいい特番などを選んでいって