Microsoftは米国時間6月1日、同社ブログ記事で「Windows」のセキュリティを強調し、イェール大学がセキュリティ上の懸念からGoogleの「Gmail」の採用を見送ったことを指摘した。今回のMicrosoftの発表は、Googleがセキュリティ上の理由で社内でのWindowsの使用を中止するとの報道を受けてのことと思われる。 Microsoftは同ブログで具体的にGoogleの名前を挙げたわけではなく、「ある特定の企業がWindowsの使用を減らしているとの報道」という言い回しを使うにとどめたが、Windows製品のセキュリティの向上には高い優先度で取り組んでおり、安全性の高さは他社には劣らないことを強調している。また、「Mac」もスパイウェアによる攻撃にさらされていることや、「Windows 7」のセキュリティ機能についても触れた。