ニフティは2014年4月3日、外出先などからインターネット越しに家庭内のデジタル家電やセンサー類にアクセスして操作を行える「スマートサーブ」の機能を強化し、複数端末からの同時接続をサポートした。最大10台の端末から自宅ネットワークへの同時接続が可能になる。スマートサーブの利用料金は、初期費用が5000円、月額基本料は300円(いずれも税抜き)となっている。 一般に「レイヤー2 VPNでクラウドに接続する」といった場合、その主語はWebサービスなどを提供する企業であり、個人であったとしても技術者が趣味の開発や勉強のために使うケースが大半だ。しかしニフティでは、「一般の家庭のホームネットワークとクラウドをシームレスにつなぐ」というコンセプトに基づいて、「パーソナルL2クラウド」という新しいプラットフォームを構築し、家庭向けサービスの基盤として活用してもらうことを狙っているという。 この数年で、