YAPC::Asia Tokyo 2015、ロゴのとおりに熱いイベントでした...今年で最後なのはほんとに惜しいです。最初にして最後の参加となった私は、「Google Cloud Platformの謎テクノロジーを掘り下げる」というタイトルでトークをさせていただきました。 スライドはここに上げてありますが、これだけ見ても意味不明と思われるので、話した内容の要約をまとめブログ代わりに書こうかな、と思ったらかなり長文となってしまいました。基本ポジショントークですが、しかしGoogleに入る前からGoogleクラウドに対して持ち続けている気持ちでもあるし、ここはイケてないなーと思った部分は素直にそう書くようにしました。 しかし謎は謎のまま... Twitter上の反応まとめを見ますと、「謎が謎のまま終わった」とのご指摘も多く、これはほんとに私の不徳の致すところです、申し訳ありません……。スライド
「好きな文字列を公開鍵として使いたい」「情報を暗号化したまま復号できる人を変更したい」――第5回では、暗号に対して求められるこのような利便性を達成するための技術である「IDベース暗号」「代理人再暗号化」と、その基礎となる「ペアリング」という関数について解説します。 連載目次 IDベース暗号とは? まずは「IDベース暗号」の紹介から始めます。IDベース暗号とは、公開鍵に自分の好きな文字列(ID、Identifier)を選べる暗号のことです。従来の公開鍵暗号では、公開鍵はランダムに決められていました。例えば第3回で紹介した「楕円ElGamal暗号」では、乱数aと楕円曲線上の点Pに対して公開鍵はKA=aPです。KAを自分の好きな文字列にすることはできません。一方、IDベース暗号ではそれが可能です。より正確にいうと、以下のような仕組みをとります。 セットアップと鍵生成 鍵生成局Sが各ユーザーXのI
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く