米国の政治に詳しくない人のために、バイデン政権を日本人にイメージしやすいように喩えると、二階俊博氏が大統領、福島瑞穂氏が副大統領で、議員は半分が共産党、残り半分が立憲民主党といった感じだと思えばよい。
「色のふしぎ」と不思議な社会 ――2020年代の「色覚」原論 (単行本) 作者:裕人, 川端発売日: 2020/10/24メディア: 単行本(ソフトカバー)この『「色のふしぎ」と不思議な社会』は、小説家やノンフィクション作家として活躍する川端裕人さんによる「色」についての一冊である。「色」をどうやって認識するのかという科学的な側面からの解説と、それを「正常」に認識すること、できないことはどういうことなのか、色覚異常とされた人々は、社会でどのように扱われるべきなのかという社会学的な観点からの主張が網羅的に書かれた一冊である。 資料を集め始めてから5年、取材をはじめて4年、書き始めて3年もかかったという超大作だが、それだけ取材に時間をかけただけのことはある、あまりにも広い科学と社会の両面にまたがった傑作だ。僕は色覚異常にたいする認識としては、検査をした記憶もなければ色覚で困った経験もなく、「な
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