小倉美咲さん(9)の母親の小倉とも子さんが28日午後、山梨県道志村の捜索現場を訪れました。小倉さんは「2年7か月、美咲が無事に戻ってくると信じて探してきたので、今回見つかった人の骨は美咲のものではないと思っています」と話しました。 小倉とも子さんは午後1時すぎ、3年前に美咲さんの行方が分からなくなったキャンプ場に到着し、警察の捜索が行われている現場の手前の規制線までの数百メートルを美咲さんが大切にしていた犬のぬいぐるみを持ちながら歩きました。 歩きながら、足元や道の脇にある斜面を確認するなどしていました。 そして現場の手前まで到着すると、捜索が行われている道の先をまっすぐに見据え、時折、涙をこらえるように上を向いていました。 小倉さんは「やはりキャンプ場にくるとあの日のことを思い出すし、美咲の笑顔を思い出すので、胸が苦しくなりました。もしかしたら、この道を歩いたんじゃないかと思って、耐えら