株主優待、廃止相次ぐ 海外投資家「不平等」と不満 2022年05月27日07時12分 オリックスの株主優待カタログ「ふるさと優待」 個人投資家に人気の株主優待を廃止する動きが広がっている。最近では、オリックスのカタログギフトや日本たばこ産業(JT)の食品詰め合わせが代表例。長期保有が期待できる個人株主を増やそうと商品選びにも工夫を凝らしてきたが、恩恵を受けられない海外投資家から「不平等だ」と不満の声が上がっていた。 応援するなら大口で! コロナ禍で変わる株主優待【けいざい百景】 オリックスの優待は100株以上を保有する国内株主が対象で、取引先が扱う全国各地の名産品から欲しい商品を選べると好評だった。一方、「海外投資家の不公平感が大きかった」(広報)といい、2024年3月末時点の株主に送付するのを最後に廃止する。 この優待を始める前の14年3月末時点で約5万人だった個人株主数は、今年3月末に
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