東京都内で新型コロナウイルスの感染の急拡大が続く中、都のモニタリング会議で専門家は都内の医療提供体制について、検査が受けにくくなるなど「ひっ迫している」として、警戒レベルを最も深刻なレベルに引き上げました。感染状況もすでに先週、最も深刻な警戒レベルに引き上げられていて、両方がこのレベルになるのはことし3月以来です。 東京都は、都内の感染状況と医療提供体制について専門家が分析・評価するモニタリング会議を開きました。 専門家は、このうち感染状況の警戒レベルを最も深刻なレベルで維持し、「大規模な感染拡大が継続している」と分析しました。 新規陽性者の7日間平均は、大幅に増加して20日時点では1万6549人と第6波のピークに近づいていて、専門家は「危機的な感染状況が続いている」と指摘しました。 また、今の増加のペースが続けば、今月27日時点の7日間平均は2万7140人となり、第6波のピークを大きく超