人工知能(AI)に仕事を奪われるという懸念がさまざまな職業で広がっているが、声優もその一つ。そして、実際にスペイン語圏ではそれが現実に起きている。 さらには、安価な“AI声優”のせいで、吹き替えで使われる「芸術様式」も消滅する可能性があるという。 俳優が話すのはたった5分に アルゼンチンの声優のアレハンドロ・ガウエ(36)は今年1月、過去に仕事をしたことがあるユーチューブのチャンネルに新しい動画が投稿されたことに気づいた。
新型コロナウイルスの感染対策として、レストランや学校などでプラスチック製の仕切りが活用されているが、米紙「ニューヨーク・タイムズ」によれば、たいした予防効果がないどころか、かえって感染リスクを上げる可能性もあるという。 問題は、そうした仕切りによって、室内の本来の気流や換気が妨げられてしまうことだ。 吐き出された息は気流に乗って拡散する。室内の換気システムにもよるが、だいたい15~30分ごとに新しい空気に入れ替わる。ところが、プラスチック製パネルが設置されていると、空気の流れが変わったり換気効果を妨げたりして、「ウイルスを含んだエアロゾル粒子が集まって高濃度になる“死角”が生まれかねない」と、同紙は指摘する。 アメリカやイギリスの研究によると たしかに、アクリル板などのプラスチック製パネルは、咳やくしゃみをしたときに出る大きな飛沫をそばにいる人たちに浴びせないようにする効果はあるだろう。だ
田原聡一朗がゼロから人工知能(AI)に挑む大型連載。日本における人工知能研究の第一人者として知られる東京大学の松尾豊准教授に、これまでの研究の経緯と社会の変化について尋ねた。 人工知能が、企業のあり方を、産業そのものを、そして社会を大きく変えるというのが未来の現象ではなく、現実の問題となってきた。これまで人工知能とは無縁だと思われていた農業や建設業も、人工知能で抜本的に変わることがわかり、大小を問わず、農業者も建設業者も懸命に人工知能の導入に取り組んでいるようだ。 そこで、一貫して人工知能の研究を続け、人工知能学者の中で高い評価を受けていて、数々の賞を受賞している、東京大学大学院工学系研究科の特任准教授である松尾豊氏を、東大弥生門に近い工学部2号館にある松尾研究室に訪ねた。 工学部2号館は人工知能のイメージとはそぐわない古びた建物であったが、夜8時を過ぎていたのに、研究室では何人もの若い研
アメリカ班のRです。 留学や仕事などで外国暮らしをした経験のある方は、こんな疑問を持ったことがあるかもしれません。「なぜあの人は、誰よりも早く言葉を覚えて現地の社会に溶け込んでしまったのだろう?」 個人の能力の問題だと思うかもしれませんが、じつはそれだけでもなさそうなのです。「アトランティック」誌によると、「外国語の習熟度は、母国語との“距離”に影響される」ことが、ドイツのルール大学ボーフムの経済学者の研究によりわかったというのです。 「そりゃそうだろう」と思うかもしれません。たとえば、韓国語は日本語に“近い”から習得しやすいなどと言われますよね。でも、科学的に分析してみたら、たとえば英語はどの言語に最も“近く”、どの言語から最も“遠い”のか、ちょっと気になりませんか? この研究では、まずは2つの言語に共通する「同語源語」の数を算出し、たとえば「あなた」を意味する「You(英語)」
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