シアター・テレビジョンのニコニコ生放送 武田邦彦×堀潤「現代のコペルニクス」 2013年5月3日(金・祝)15時〜 http://live.nicovideo.jp/watch/lv134523101
シアター・テレビジョンのニコニコ生放送 武田邦彦×堀潤「現代のコペルニクス」 2013年5月3日(金・祝)15時〜 http://live.nicovideo.jp/watch/lv134523101
ある読者の方が線量計を持っておられて、それを使って毎日、定点観測を続け、その結果をお送りいただいた。測定は毎日、朝は職場、夕はご自宅玄関前、夜は自宅居間就寝前 の3回の測定を標準として、その平均値を整理しておられます。場所は三重県です。 それをグラフにプロットしてご自宅付近の放射線量の変化を見ておられます。科学的に正確でデータもシッカリして、これこそ「被曝の問題を日本人一人一人で取り組み、より安全な生活を目指そう」という活動のなかですばらしいものと思います。 データの詳細は別にして、昨年の9月頃より三重県の放射線量はわずかならが上がっていて、一次方程式(y=ax+b)で書けば、今年の1月から3月までの平均がb(つまりおおよその最初の状態)が毎時0.10マイクルシーベルト、a(変化)が0.004(マイクロシーベルト/日)です。 もちろんデータは個人が測定したもので、ある場所に限定されますし、
原発を再稼働しないときに、日本人が集団自殺をしないようにするための方法の最終回、原発がない国はなぜ集団自殺をしないのか?を整理してみます。 このグラフはアジア諸国のこれまでとこれからの電力に何を使うかを整理したもので、ほぼ同じような統計や見通しが多くの機関からだされています。グラフを見れば一目瞭然で、説明の必要もないぐらいですが、今後の電気は原子力や自然エネルギーもあるものの、主力は「石炭と天然ガス」で、それも2005年から2030年までにほぼ2倍にできるとしていることがわかります。 これは、「石炭や天然ガスがまだたっぷりあるのだから、まずそれから使う」という素直で単純な考えです。ウランの寿命は石炭や天然ガスとほぼ同じぐらいですが、原子炉が危険で、核爆弾の拡散を止める方法もないということですから、やはりまともな神経なら石炭や天然ガスを使うということになるのは普通です。 また自然エネル
最近、ようやく地球の気温は長期的には「上がっている」のではなく、「下がっている」という科学的事実が報道されるようになってきました。また500年周期、11年周期の太陽活動もそろそろ下降期に入りつつあることも知られてきました。 多くの日本人(世界でも日本人だけ)が「CO2で急激に温暖化して大変だ」と錯覚していますので、この記事はあるいは唐突かも知れませんが、常に「正しいこと」に接していないと思わぬ被害を受けますので、先入観をとりあえずちょっと横において読んでください。 まずは岩上さんのユーチューブを見ていただけると若干、楽しい気分になります。 http://www.youtube.com/watch?v=rMniMcY2la8 【温暖化騒動の幻】 1988年にアメリカ農業の補助金獲得を狙って始まった「気候変動騒動」は、その後、ヨーロッパに飛び火して「地球温暖化騒動」になり、先進国が発
タバコの記事の最新号を削除しましたが、その理由も含めて、私たちはタバコの問題をどのように考えれば良いかということについて、私見を述べさせていただきます.ただ、私の論理は「先入観・価値観は一切、入れない。科学的合理性の無いデータはそれが明らかになるまでそばに置いておき、論理の展開には使わない」というものです。 さらに、「タバコの問題を解析したからといって、直ちにタバコの価値観には触れない」ということもあります.社会的な運動は否定しませんが、科学的な論理展開を楽しんでください. 1) タバコは肺がんの原因の主要な一つである たびたびこのブログでも指摘しているようにタバコは肺がん(断らない限り、気管支、気管のガンも含みます)の原因になります。世界的に見るとアングロサクソンに多く、ラテン、黄色人種は若干、なりにくい傾向にあります。 日本では、扁平上皮癌や小細胞癌は喫煙者にしか見られず、かつては
今朝、テレビ朝日の「やじうまテレビ」に出演した時に、柏市のお母さんが放射線を測定しながら、子供を守っている映像を拝見しました。 同じ場所にお住みでも、注意することによって10倍も違います。 このぐらい注意しておられたら大丈夫と少し気持ちが楽になってホテルに帰って、メールを読んでいましたら、読者の方から杉並の測定値が送られて来ました。 この記録は外ですが、外(空間)は0.1マイクロ(毎時)で、おおよそ1年1ミリシーベルトを下回るぐらいです。安心です。 これに対して、ビルの屋上は6マイクロ(毎時、これは1年に53ミリにあたる)もあったようです。健康に注意するという条件での上限が1時間0.6マイクロですから、その10倍もあります。 お子さんをビルの屋上など、3月に降ってきたままになっているようなところは避けましょう。 困ったことですが、理屈通りではあります。 3月に福島原発から漏れた放射性物質は
福島原発1号機や3号機が不安定で、原子炉に水がなかったり、汚染された水が漏れたり、温度が上がったりしています. 東電の計画も遅れ勝ちになっています。 それもあって、福島原発の状態を心配している方が多いので、ここで現在の福島原発状態とその他の原発問題について少し触れてみたいと思います。 ・・・・・・ 現在日本の原発中で最も危ないのは、福島原発ではなく、北陸の方でトラブルに巻き込まれている高速増殖炉「もんじゅ」でしょう。 「もんじゅ」はかつて冷却剤として使っていたナトリウムが漏れるという事故を起こし、10年ぐらい止まっていました。 それが、やっと技術的にも社会的にも解決して、2010年に運転の準備を始めたところ、その準備中に重たいもの(燃料を引き上げるもの)を炉の中に落とし、それが引き上げられないために、どうにもならない状態になっていると言われています。 この事故は少し報道されていますが、全国
浜岡原発の運転休止が決まって、急に、原子力発電所をこのまま使い続けるかという議論がおきています。 考えてみますと、仮に現在、日本で用いられている「軽水炉」という原子炉が安全だとしても、原子力発電所にはいろいろな問題点があることに気がつきます ・・・・・・ 第1の問題点は、原子炉自体が安全でも、今回の福島原発のように電源系が失われたり、さらに、タービン建屋の中にある熱交換器が損失したりしますと、原子炉を冷やすことができず、福島原発のような事故になることがわかりました。 その他、原子力発電所は原子炉や冷却系、電源だけで成り立っているわけではなく、制御系やその他の機械の集合体なので、「どこが破損すると全体の機能が失われるか」について、もう一度チェックしてみないといけないことがわかりました。 青森県の東通原発は、震度4の地震で全部の電源を失いました。 ディーゼル発電機が動かなかったのは部品のつけ間
5月8日、1号機の二重扉を開けるときに、ある程度の放射性物質が出ると予想され、それが不安を呼んでいました. そこに、8日未明に福島原発の映像に白いモヤがかかり、なにかの放出物が出た心配され、不安がさらに加速したようです。 それに加えて3月から4月にかけてはNHKが原発の不安を煽っていたのに、急に報道を縮小したことも問題でした。 つまり、多くの国民は、これまでの報道を見ていて、 「NHKは、何も起こっていないときには微に入り細に入り、原発のことを放送するけれど、危険になったら報道を止めるだろう」 との確信を持っているからです。 これからも、NHKは「原発が危な区なると報道を控える」という態度で終始するでしょうから、NHKを見ることはむしろ危険になります. ・・・・・・・・・ ところで、このブログで再々、書きましたように、今回の福島原発の状態を一言で言えば、 「地震による破壊直後から、全ては科
放射性物質で自分や自分の家族がどのぐらい被曝しているか、移動したらどのぐらいになるかの計算で、「足し算」を間違っている人が多いようです. 間違いの原因はテレビでNHKなどが「足し算」をしないので、見ている人が間違えます。 簡単に言うと、 1) 原則として、汚染は「足し算」 2) 福島など汚染地域は「足し算」 3) 大阪のように汚染していない地域は足し算をしなくて良い、 ということです。 まず、「原則として足し算」とは、 1) 福島原発からでる「危険な放射性物質」はヨウ素だけではない.ということです。最低でも、ヨウ素(半減期8日)、セシウム(同30年)、ストロンチウム(同30年)はありますし、そのほか、皆さんが心配しているプルトニウム(長い半減期)があります。それを足さなければなりません. 2) 自分の体に入るルートは、1.空気から、2.吸い込んだり着いたり、3.水、4.
ドイツの気象サービス及びノルウェーの発表では、4月5日から7日にかけて、福島原発からの風が一旦、南に行き、四国・九州にまで南下し、そこからさらに偏西風で日本列島を縦断して、北海道に達する上ると予想されています。 この図はドイツ気象サービス(DWD)のシミュレーションで、日本で4月6日頃にあたります(あまり時間は厳密に考えない方が良い)。 パソコンで図を見ることができない人がおられますので、文章でも説明しますと、福島から一旦、太平洋に出た汚染物質は、その後、東風でぐるっと回って日本の房総半島、静岡、四国、九州とまわり、山陰から福井まで達します。 つまり4月6日頃を中心にして初めて福島原発の汚染物質が西日本を汚染する可能性がありますので、注意が必要です。 次に示す図はノルウェーのシミュレーションであり、上のドイツの気象サービスのデータから約1日たった状態です(7日ぐらい)。 一旦、日本の西日本
福島原発で放射性物質が漏れたとき、一般人が1年間に被曝しても大丈夫な量は、 (法律と私) 1ミリシーベルト (解説者) 100ミリシーベルト 参考;(政府)「直ちに健康に影響はない」 と大きく違いました. これでは普通の人が迷うので、「違いの原因」だけ解説をしておきます. ・・・・・・・・・ まず、100ミリシーベルトを支持する専門家は、国立研究所系研究者、京都大学、長崎大学、東芝関係者などに多いようですが、その一人は、かつて長崎大学におられて、今、京都大学の渡邉正己教授です. わたくしは普通このようなことを論じるときに、個人名を挙げません。それは、内容を批判することがあっても、人間を批判したくないからです。 しかし今回の場合ははっきりと発言しておられますことと、ここでは渡邊先生を批判するのではないので、先生のお名前を挙げさしていただきました。 先生が3月20日に発言されたことは次のような
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