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ブックマーク / davitrice.hatenadiary.jp (2)

  • トロッコ問題批判批判 - 道徳的動物日記

    先日に森村進の『幸福とは何か』 (ちくまプリマー新書、2018年)を読んでいたら、後半の方で以下のような記述があった*1。 幸福とは何かを考えるにあたって、私は書でさまざまの思考実験を利用してきましたが、その中には非現実的な例も少なくありませんでした。この方法は現代の哲学、特に分析哲学と呼ばれている著作の中ではごくありふれたものです。しかし世の中にはそれに反発する人も少なくありません。彼らは「そんな自体は実際には発生しない」とか「その例におていは<これこれしかじか>と前提されているが、<これこれしかじか>ということが当事者にどうして確信できるのか?」などと言って、思考実験に向かい合おうとしません。思考実験は地に足のついた思考の敵だ、と彼らは信じているのでしょう。 『幸福とは何か』ではトロッコ問題はほとんど出てこなかったが、上記のような批判は、特にトロッコ問題に対して向けられがちだ。典型的

    トロッコ問題批判批判 - 道徳的動物日記
    JULY
    JULY 2019/04/15
    思考実験とはどういうものなのか、ということを一般の人がきちんと理解するのは難しいし、その中で「トロッコ問題」が独り歩きしているのが、そもそもの不幸の始まりかなと。
  • 肉食は"自然"で"必要"か? - 道徳的動物日記

    honz.jp この記事についているブコメなどの反応を見てみると、社会心理学者のメラニー・ジョイ(Melanie Joy)が『Why We Love Dogs, Eat Pigs, and Wear Cows: An Introduciton to Carnism(肉主義へのイントロダクション:なぜ私たちは犬を愛し、豚をべて、牛の革を着るか)』というで論じている、「肉を正当化する3つのNの心理」というものがよく表れているように思える。つまり、普段肉をべている人が「(肉は動物に苦痛を与えたり地球温暖などの環境問題を悪化させたり健康に悪かったりするのに)なぜ肉をべ続けるのか」と問われたときに、多くの人は「肉をべることは自然である(Natural)」「肉をべることは普通である(Normal)」「肉をべることは必要である(Necessary)」と答える、というものだ*1。 倫理

    肉食は"自然"で"必要"か? - 道徳的動物日記
    JULY
    JULY 2017/06/26
    「自然だから」に対する反論が微妙。これだと、「自然なこと」を人間が恣意的にタブーとするための、なんらかの枠組みが必要で、その枠組が広く浸透していないのが現状、としか言えない。
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