ソ連・ロシアによる不法占拠から70年を迎えた。 7日開かれた「北方領土の日」の返還要求全国大会で安倍晋三首相は、「粘り強くこの問題に取り組んでいく」と述べ、改めて返還実現に強い決意を示した。節目の年を、4島返還の機運を高める機会としたい。 「北方領土の日」は1855年2月7日に日魯(にちろ)通好条約が結ばれたことに由来する。日本と帝政時代のロシアの間で、択捉(えとろふ)島とウルップ島の間を国境とすることが確認された。それ以来、択捉に加え国後(くなしり)、歯舞(はぼまい)、色丹(しこたん)の4島は一貫して日本の領土だった。このことは歴史的な事実だ。 ≪長期の不誠実さに驚く≫ ソ連は、先の大戦終結直前の1945年、当時有効だった日ソ中立条約を破って対日参戦し、日本のポツダム宣言受諾後に武力により4島を占領した。それ以来、不法占拠を続けている。 56年の「日ソ共同宣言」では、ソ連は平和条約締結後
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