「"努力"では一流になれない」 気鋭のクリエイターが語った、"1万時間の法則"の新解釈 才能は知らないうちにできるもの #1/2 一流になるためには気の遠くなるような努力量が必要だとする「1万時間の法則」ですが、やる気だけでそこまで到達するのは困難なもの。より早く才能を手に入れる秘訣を、しくみデザイン代表取締役の中村俊介氏が、自身の10年間に及ぶ経験から語りました。(TEDxFukuoka 2014より) 練習せずに楽器が弾けるようになるには? (トランペットを吹く中村俊介氏) 中村俊介氏(以下、中村):……けっこう音出ましたね。本番に強いみたいですね。 僕、楽器弾けるようになりたくて、自分で買ったトランペットなんですけど、まあこんな程度です。まったく弾けないですね。 (会場笑) 楽器、弾きたいですよね。小さい頃に僕、親に「音痴」って言われたんですよ。多分親は何の気なしに、「もう俊介は音痴