「娘の名前や年齢は自治会に知らせていないのに、教育委員会が新入学児の名簿を提供していた」。自治会から小学校入学を祝う祭りの案内状を受け取った東京都墨田区の40代男性が、東京新聞に疑問の声を寄せた。個人情報を行政が自治会に渡すことに問題はないのか。(酒井健)
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米ジョージア工科大学、米イリノイ大学、米ニューヨーク大学に所属する研究者らが発表した論文「Cart-ology: Intercepting Targeted Advertising via Ad Network Identity Entanglement」は、サードパーティーの広告ネットワークをだまして、ユーザーがブラウザで閲覧するWebサイトに表示される広告を盗み見る脆弱性を指摘した研究報告だ。 ユーザーの広告を盗み見るだけでなく、その広告スペースに、悪意ある広告を表示させることも可能だという。 オンラインに表示される広告の多くは、第三者の広告ネットワークによって収集された閲覧履歴や位置
Published 2022/05/09 11:01 (JST) Updated 2022/05/09 15:21 (JST) 親が育てられない乳幼児を匿名でも受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)の開設から10日で15年となるのを前に、熊本市の慈恵病院の蓮田健院長が9日、記者会見した。子どもの出自を知る権利を損なうとの批判があることについて「(匿名性に)配慮しないと、赤ちゃんの命や健康が損なわれる。出自より命が優先だ」と改めて強調した。 ポストは2007年に設置され、20年度までに159件の預け入れがあった。08年度が25件と最多で、以降は減少傾向。20年度は過去最少の4件だった。
Published 2021/10/29 11:38 (JST) Updated 2021/10/29 14:16 (JST) 匿名でも出産できる事実上の「内密出産制度」を導入した慈恵病院(熊本市)の蓮田健院長は29日、市内で記者会見し、匿名での出産を希望する女性を保護していることに関し「母子のケアを優先しながら、行政との調整を進めていきたい」と話した。 病院によると、女性は出産間近で「誰にも知られず出産したい」と訴えている。病院側は匿名での出産を考え直すよう説得しているが、同意を得られていない。 蓮田院長は、匿名での出産の場合、子どもの戸籍作成や養育方法などが課題になると指摘。別の女性2人からも同様の相談が寄せられているとして「早く受け皿を作らなければいけない」と訴えた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く