トルコ・アンカラで、児童を性的に暴行した加害者が被害者と結婚すれば釈放を認めるとした法案に抗議してデモを行う人たち。世論の激しい反発を受けこの法案は撤回された(2016年11月22日撮影)。(c)AFP/ADEM ALTAN 【2月21日 AFP】(更新)トルコ政府は20日、子どもが被害者となる性犯罪事件に国民から怒りの声が上がっていることを受けて、性犯罪者に化学的去勢を行うことを検討すると発表した。 アブドゥルハミト・ギュル(Abdulhamit Gul)法相は「性欲を抑制またはなくすための化学的去勢の実施とその期間は裁判所が決める」と述べ、「導入について数日中に政府内で協議することになるだろう」と付け加えた。 トルコは2016年、有罪判決を受けた性犯罪者に対する化学的去勢を導入したが、国家評議会(行政事件の最高裁)が昨年8月、化学的去勢の定義と制限があいまいだとして実施を中止させていた
![トルコ政府、化学的去勢の実施を検討 子どもへの性犯罪に国民の怒り](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bde993e820cc836e7a198dd9a69a9d499527b01a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2Ff%2F1000x%2Fimg_5fa7ce71203b6efb7045dc35fc9b576d254892.jpg)