シンガポールで30日、同性愛行為を犯罪とする法律を撤回すべきという訴えを、裁判所が棄却した。同国のLGBT(性的少数者)運動に大きな打撃となった。 この裁判は同性愛者の男性3人が起こした。植民地時代に制定されたこの法律は違憲だとし、下級審の合憲判断を覆そうと上訴したが、高等裁判所はこの日、この訴えを棄却した。
シンガポールで30日、同性愛行為を犯罪とする法律を撤回すべきという訴えを、裁判所が棄却した。同国のLGBT(性的少数者)運動に大きな打撃となった。 この裁判は同性愛者の男性3人が起こした。植民地時代に制定されたこの法律は違憲だとし、下級審の合憲判断を覆そうと上訴したが、高等裁判所はこの日、この訴えを棄却した。
インドネシア・ジャカルタの裁判所で、公判に先立ち写真撮影に応じるパプア人活動家ら(2020年1月20日撮影)。(c)ADEK BERRY / AFP 【1月21日 AFP】インドネシアの首都ジャカルタの裁判所で20日、反逆罪に問われているパプア人の活動家2人が、伝統衣装のペニスケースを着用して出廷した。だがペニスケースを着用しないよう命じられたことから、2人は「人種差別」だと非難した。 公判は、2人がズボンを着用するまで審理を進めないとされたことから、こう着状態に陥った。活動家計6人に対する今回の裁判で、ペニスケースが原因で遅れが生じたのはこれで2度目。 パプア人の伝統の頭飾りをかぶり、顔には塗料を付け、体には英語で「猿」を意味する単語を殴り書きした2人は、数時間に及ぶ交渉の後、ズボンをはくことで渋々合意した。 活動家のうちの一人は、伝統衣装は「自身のアイデンティティーの一部」であり、「わ
米首都ワシントンの書店で自著を宣伝するポルノ女優のストーミー・ダニエルズさん(2018年12月3日撮影)。(c)ROBERTO SCHMIDT / AFP 【12月12日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領とかつて不倫関係にあったと主張するポルノ女優、ストーミー・ダニエルズ(Stormy Daniels)さんがトランプ氏を名誉毀損(きそん)で訴えた裁判で、カリフォルニア州の連邦地方裁判所は、訴えが棄却されたことを受けてダニエルズさんにトランプ氏の訴訟費用など約30万ドル(約3400万円)の支払いを命じた。 本名はステファニー・クリフォード(Stephanie Clifford)というダニエルズさんは、自身がトランプ氏と不倫関係にあったとの主張に対して、トランプ氏がツイッター(Twitter)で「完全なでっち上げ」と反論したことについて名誉毀損で提訴。しかし連邦地
いくら何でもヒド過ぎる人選だ。ちゃんと“身体検査”をしたのだろうかとクビをひねってしまう。軽い脳梗塞の症状で入院中の江崎鉄磨沖縄・北方相の後任に決まった福井照衆院議員のことだ。二階派のベテラン議員だが、過去には「ハレンチ写真」や架空の投資話への「出資持ちかけ疑惑」が報じられた、…
ノートパソコンのキーボード、仏パリにて(2015年4月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/LOIC VENANCE 【12月1日 AFP】スウェーデン東部ウプサラ(Uppsala)の地裁は、インターネットを通じて児童ら27人に性的な行為を強要し、強姦(レイプ)および性的暴行の罪に問われた被告の男(41)に対し先月30日、禁錮10年の刑を言い渡した。 地裁は被告がカナダ、米国、スコットランド在住の児童らにオンライン上でレイプ、または性的暴行を働いたと認定。被害者の大半が15歳未満だった。 判決によると、被告は自分のために児童や、一部ではその家族にも性的行為を強要し、それを撮影、もしくはライブ配信させていた。裁判所は「被告自らが被害者に性的な行為を働いたも同然」との判断を示した。また「いくつかの事件では、被告の行為が極めて重大で、レイプ、もしくは児童レイプとみなすべき」だと認定した。 児童レ
1. 性的意図必要説に立つ判例は変更される可能性が高い 2. 従来の判例の立場は性的意図必要説 3. 従来の判例に対する批判など 1. 性的意図必要説に立つ判例は変更される可能性が高い 強制わいせつ罪の成立に、「性欲を満たす意図」が必要かどうか争われた刑事裁判で、最高裁大法廷が弁論を開くことを決めたようだ。 大法廷が弁論を開くのは判例変更等がなされる場合であるため、従来の判例が必要としてきた「性欲を満たす意図」を不要とする判断が出る可能性が高い。 以下、一般の方向けに簡単に解説する。*1 www.yomiuri.co.jp 2. 従来の判例の立場は性的意図必要説 従来の判例は、強制わいせつ罪の成立には、通常の犯罪で要求される「故意」に加えて、「その行為が犯人の性欲を刺激興奮させまたは満足させるという性的意図のもとに行われること」が必要であるとしてきた。*2 性的意図必要説に立つ判例によると
強制わいせつ罪の成立に「性欲を満たす意図」は必要かが争われた刑事裁判で、最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)は7日、事件を15人の裁判官全員で審理する大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)に回付した。最高裁判例は「意図が必要」としてきたが、大法廷は判例変更などの際に開かれるため、この判例が変更される可能性がある。 回付されたのは、強制わいせつや児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われた山梨県内に住む男性被告(39)の事件。被告は2015年1月に金を借りようとした相手から要求され、13歳以下だった娘にわいせつな行為をしてスマートフォンで撮影し、男に送信したとして実刑判決を受け、上告している。 最高裁は1970年、報復目的で女性を裸にして撮影したとして強制わいせつ罪に問われた男の判決で、「性欲を満足させる性的意図が必要」とし、同罪は成立しないと判断した。 今回の裁判で、被告側はこの判例を元に「金
モロッコ・カサブランカにある裁判所(2012年4月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/ABDELHAK SENNA 【12月10日 AFP】モロッコで9日、キスをしていたとして通報され、同性愛行為の罪で起訴されていた10代の少女2人に無罪が言い渡された。弁護団の1人が明らかにした。 16歳と17歳の少女は「同性の個人同士によるわいせつ行為、または不自然な行為」に関わったとして今年10月に逮捕され、1週間勾留されていた。 その後2人は公判まで保釈されていたが、AFPの取材に応じた弁護団の1人によれば、9日の公判で判事は「少女たちを親の監督下に置くことで放免とする」判断を下したという。 モロッコの刑法489条は同性の2人による「性的逸脱行為」を禁じており、有罪になった場合、少女たちは最高3年の禁錮刑を言い渡される可能性があった。 人口約3500万人のモロッコは、宗教を重んじる保守派と欧米の価
妻が風俗で働いていることに気づいた男性から、弁護士ドットコムの法律相談コーナーに「離婚はできるのか」「慰謝料はどうなるのか」と相談が寄せられた。 相談者によると、風俗店のサイトで、偶然妻が風俗嬢として写真付きで紹介されているのを発見した。顔には多少モザイクがかかっていたが、着ている服や髪型など、本人に間違いないと確信している。相談者の家庭は夫婦ふたりだが、収入は少なく家計は厳しい状態だそうだ。 相談者の男性は「離婚を検討している」というのだが、妻が風俗で働いているという事実だけで、離婚できるのだろうか。もし妻が苦しい家計を支えるため、やむなく風俗で働いていた場合はどうだろうか。離婚問題に詳しい渡邊幹仁弁護士に聞いた。 ●性行為までしていたら「不貞行為」にあたる 「裁判で離婚が認められるためには、法律に定められた要件が必要です。その一つとして、『不貞行為』(民法770条1項1号)があります。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く