ウクライナ・マリウポリに設けられた新しい墓(2022年6月2日撮影)。(c)STRINGER / AFP 【6月3日 AFP】国連(UN)は、ロシアによるウクライナ侵攻開始から100日となった3日に声明を出し、これは勝者なき戦争だと指弾するとともに、即時終結を呼び掛けた。 国連のウクライナ危機調整官を務めるアミン・アワド(Amin Awad)事務次長はこの声明で、「この戦争には、これまでもこれからも勝者はいない。むしろわれわれが100日間にわたって目にしてきたのは、人々の命や家、職、未来が失われる様子だ」と述べた。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は前日2日、ロシア軍はクリミア(Crimea)半島と東部ドンバス(Donbas)地方の一部を含め、国土の約5分の1を掌握していると明らかにしていた。 アワド氏は「この戦争は、許されない規模の損
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