北京冬季五輪の開会式で、中国国旗を運ぶパフォーマー(2022年2月4日撮影)。(c)Antonin THUILLIER / AFP 【2月5日 AFP】4日に行われた北京冬季五輪の開会式で韓国の民族衣装を着た出演者が登場したことについて、韓国・与党「共に民主党」の大統領候補、李在明(イ・ジェミョン、Lee Jae-myung)氏が「文化の盗用」だとして中国を非難した。 中国の民族を代表する出演者の一人に、ピンクと白の韓服姿で中国国旗を運ぶ若い女性がいた。 中国は海外在住の韓国人が最も多い国の一つで、両国には文化的に深い結びつきがある。しかし、韓服の登場に韓国のネット上では怒りが巻き起こり、文化を「盗んだ」と中国を非難する声が多く上がった。 次期大統領選の対抗馬で、保守系野党「国民の力」に所属する尹錫悦(ユン・ソンニョル、Yoon Suk-yeol)氏も、韓服を採用した判断は「敬意を欠く」と
インド南部ケララ州コーリコードにある道場で、伝統武術カラリパヤットの稽古をするミーナークシ・アンマさん(左)と息子のサジーブ・クマールさん(2021年9月14日撮影)。(c)Manjunath Kiran / AFP 【9月29日 AFP】インド南部ケララ(Kerala)州でこのほど、同州に伝わる伝統武術「カラリパヤット(Kalaripayattu)」の稽古が行われた。 コーリコード(Kozhikode)にある家族経営の道場「カダタナンダン・カラリ・サンガム(Kadathanadan Kalari Sangam」では、ミーナークシ・アンマ(Meenakshi Amma)さんと息子のサジーブ・クマールさん(Sajeev Kumar)さんの指導の下、生徒が稽古に励んでいた。(c)AFP
【10月30日 AFP】まるでロックスターのような人気を博す天才ティーンエージャーの出現で、日本伝統のボードゲーム・将棋がその本場で新たなブームを呼んでいる。 一躍時の人となったのは、藤井聡太(Sota Fujii)三冠(19)だ。その目を見張るような活躍と独特な魅力で、将棋の古めかしいイメージは刷新され、新たに対局の観戦を楽しむ人が増えた。 さらに今夏は将棋界の最高位・九段に史上最年少で昇段すると、9月には将棋の八大タイトル戦のうち三タイトルを制する三冠も最年少で達成。現在、四冠を目指し「竜王戦」に臨んでいる。 中村太地(Taichi Nakamura)七段はAFPに「今までは将棋ファンの人しか興味を持って見てくださっていなかったですけど、普通のニュース番組とかでも将棋が取り上げられて、新たな将棋ファンが開拓されました」と語った。 「今まで女性ファンが少なかったですけど、藤井聡太さんの出
好きなサッカーチームのユニホームを着てボールを蹴るキューバの子どもたち(2018年10月19日撮影)。(c)Yamil LAGE / AFP 【12月26日 AFP】最初はテレビを通じて家のリビングにとどろいていた「ゴーーーール」という歓声は、やがてストリートでも聞こえるようになり、徐々に「ストライク!」のコールに取って代わりつつある――。最近キューバではサッカーが子どもたちの心をつかんでおり、国内最大の人気スポーツとして野球を脅かそうとしている。 40年にわたり野球の若手有望株を指導しているハンベルト・ニコラス・レイエス(Humberto Nicolas Reyes)さんは、「サッカーは以前、底辺の存在だったのに、今では国技としてトップの地位まで上りつつある」と諦めた様子で話した。 レイエスさんは、米大リーグ(MLB)のスター選手であるヨンダー・アロンソ(Yonder Alonso)や、
全仏オープンテニス、女子シングルス1回戦。リターンを打つセレーナ・ウィリアムス(2018年5月29日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / CHRISTOPHE SIMON 【8月26日 AFP】女子テニスのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は25日、今年の全仏オープンテニス(French Open 2018)で着用したウエアが「度を超している」とフランステニス連盟(FFT)に評されたことについて言及し、自身と主催者の間に不和はないと強調した。 27日に開幕する全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)を前に、米ニューヨークで報道陣に応じたセレーナは「四大大会(グランドスラム)には、彼らのやりたいことをやる権利があると思う」とした上で、「もし彼らが健康上の理由があると分かれば、問題視する声はなくなると思う」と
名古屋市教育委員会は5日、全市立小学校で実施している部活動を2020年度限りで廃止する方針を表明した。教員の長時間労働が問題になるなか、現場の負担軽減を図る。21年度以降は、教員が携わらない形で何らかの活動を続けるという。 この日の市議会本会議で、鵜飼春美氏(名古屋民主)の質問に杉崎正美教育長が答弁した。市教委によると、市立小の部活動は少なくとも40年以上前から実施してきた。現在は市立の全261校で、サッカーや野球、バスケットボール、合唱などの活動がある。 顧問は教員が務めているが、土曜や日曜の試合の引率や、経験がない競技を指導する場合もあり、負担が大きくなっているという。外部に指導を委託しているのは13校にとどまり、現場の校長らから部活動の廃止を求める声が上がっていた。杉崎氏は答弁で「課題の多様化による教員の多忙化に伴い、教材研究や自己研鑽(けんさん)の時間の確保が急務になっている」と述
韓国ソウルの鉄道駅で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による新年の辞に関するニュース映像を見る人(2018年1月1日撮影)。(c)AFP PHOTO / JUNG Yeon-Je 【1月1日 AFP】(更新)北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長は1日の新年の辞で、2月に行われる平昌冬季五輪に代表団を派遣する可能性があると言及した。北朝鮮の核・ミサイル開発問題で朝鮮半島の緊張が高まる中、同国が冬季五輪に参加する可能性を示したのは初めて。 金委員長は、韓国政府や五輪組織委員会が「平和のオリンピック」とうたっている平昌冬季五輪について「代表団の派遣を含め、必要な措置を取る用意がある」と述べた。 平昌冬季五輪に先立ち、韓国との関係を改善する必要があるとの認識も明らかにした。 また、平昌冬季五輪について「われわれ民族の品位を誇示する良い機会になる」「大会の成功を心
横綱日馬富士が貴ノ岩を殴ってケガをさせた事件が発覚して以降、マスコミ(特にテレビ)のこの問題の取り上げ方は、尋常ではなかった。ワイドショーと呼べばいいのか、情報番組と呼んで欲しいのか分からないが、そうした番組はもう連日、これを話題にしてきた。特に事態に変化がなくても、「これまでのおさらいです」とか言って、何日間も繰り返してきた話を蒸し返す。北朝鮮を巡る情勢や新幹線のぞみの台車破断インシデントや、あるいはエルサレムを巡る問題、あるいは子供の貧困や子育て環境……そのほか掘り下げなければならない問題は多々あるではないか、と思う。 しかも、いつの間にか白鵬vs貴乃花、八角理事長vs貴乃花親方といった対決構図が仕立てられ、コメンテーターが想像や推測に基づいた話を展開。そして、いずれの対決構造においても、なぜか白鵬はヒール役で、番組やネット上で激しい白鵬叩きが行われてきた。白鵬があたかも事件の”黒幕”
シンガポールで開催されている東南アジア競技大会で、体操女子のゆか決勝に臨むマレーシアのファラー・アン・アブドル・ハジ選手(2015年6月10日撮影)。(c)AFP/MOHD FYROL 【6月15日 AFP】シンガポールで開催されている東南アジア競技大会(SEA Games)で、露出度の高い服装で試合に臨んだことに対する批判が出ていた体操女子マレーシア代表のファラー・アン・アブドル・ハジ(Farah Ann Abdul Hadi)選手(21)を擁護する声が次々と上がっている。 イスラム教徒が大多数を占めるマレーシアでは先週、レオタードの上から「アウラット(性器)」の形が露見していると非難する声が一部から上がっていた。 だがフェイスブック(Facebook)上では、2個の金メダルを獲得した同選手への「称賛と支援」を訴える「Farah Ann Abdul Hadi For Malaysia(マ
12月11日、ケニアで、マサイ族の少年が成人するための通過儀礼が10日行われ、数百人が参加した。今年は、戦士を目指す少年が技を競うため隔年で開かれるマサイオリンピックも開催され、草原で槍投げなどの競技が行われた(2016年 ロイター/Thomas Mukoya) [キマナ(ケニア) 11日 ロイター] - ケニアで、マサイ族の少年が成人するための通過儀礼が行われ、数百人が参加した。今年は、戦士を目指す少年が技を競うため隔年で開かれるマサイオリンピックも開催され、草原で槍投げなどの競技が行われた。 戦士になる通過儀礼は、かつては投槍でライオンを仕留めていたが、キリマンジャロの麓に当たる南部などで狩猟によりライオンの数が絶滅危惧レベルまで減っていることを受け、2012年から狩猟の代わりに技を競うマサイオリンピックが始まった。
南米で初開催となるリオデジャネイロ・パラリンピックを、特別な思いで受け止めるブラジル先住民の少女がいる。障害児を殺してしまう風習が残る集落に生まれたイガナニ・スルワハさん(12)だ。脳性まひによる運動障害があり、生後すぐに母親に連れられて集落を抜け出した。「いつか自分の足で走りたい」。車いすで聖火ランナーを務めた少女は今、そんな夢を口にするようになった。 「イガナニー!」。沿道から声援が飛ぶ。1日、首都ブラジリアであったパラリンピックの聖火リレー。イガナニさんは母親のムワジさん(推定38)が押す車いすに乗り、満面の笑みで聖火をつないだ。イガナニさんは「緊張したけど、とても幸せな時間だった」と振り返る。 地元記者に囲まれてコメントを求められたムワジさんは、涙があふれて言葉に詰まった。「娘の幸せそうな笑顔を見ているだけで、ただうれしくて……」 親子はブラジル北西部アマゾナ… この記事は有料会員
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