ソウルの裁判所へ到着した元検事の安兌根(アン・テグン)被告(2019年1月23日撮影)。(c)Jung Yeon-je / AFP 【1月10日 AFP】韓国でセクハラ告発運動「#MeToo(私も)」が広まるきっかけとなった事件をめぐる裁判で、同国の最高裁は9日、元検事の安兌根(アン・テグン、Ahn Tae-geun)被告(53)に対する下級審の有罪判決を破棄し、審理のやり直しを命じた。これにより被告は釈放された。 安被告は、2015年に出席した葬儀の場で、後輩検事の徐志賢(ソ・ジヒョン、Seo Ji-hyun)さんの体を何度もまさぐった疑いをめぐり、昨年1月に職権乱用で懲役2年の判決を受けた。安被告は2017年、これとは別の汚職問題で解雇されていた。 安被告は、正式に被害を訴えた徐さんを地方へ異動させ、徐さんのキャリアに大きな影響を与えたとされる。 徐さんは2018年、テレビインタビュー
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