サウジアラビアの首都リヤドにある宝石店の前を歩く女性たち(2016年10月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/FAYEZ NURELDINE 【12月28日 AFP】女性に対して厳格な制限を課すことで知られるサウジアラビアで、女性への広範囲におよぶ支配を男性に認める後見人制度を廃止するよう訴えていた同国の男性に、禁錮1年の刑が言い渡された。地元メディアが27日、伝えた。 地元紙オカズ(Okaz)によると、モスクでポスターを貼っているところを逮捕された男性はツイッター(Twitter)などで「女性に対する後見を止めるよう扇動した」として、東部ダンマム(Dammam)の裁判所から有罪判決を受け、3万リアル(約90万円)の罰金も科されたという。 同紙はまた、警察当局による取り調べで、男性が後見人制度の廃止を目指すインターネット上のキャンペーンに関与していたことも発覚したと伝えた。 男性は複数のモ