イギリスで新しいタイプの鉄道車両用シートが開発されています。通勤列車を想定してのものだそうですが、詰め込みつつも快適さを損なわないという、これまでにないアイデアが盛り込まれています。 重なり合うように、でも快適? イギリスでは通勤列車の混雑が激化しているといいます。同国運輸省の調査によると、2015年度における鉄道の旅客人員数は1994年度の2倍以上に上っており、1920年代以降、最も高いレベルに達しているそうです。 クロスシートタイプの「ホライゾン」(画像:PriestmanGoode.)。 こうしたなか、飛行機のシートデザインなどを手掛けるロンドンのデザイン事務所プリーストマン・グード(PriestmanGoode.)が、車内環境を改善する目的で、2種類の鉄道車両用新型シートを2016年10月に発表しました。これにはイギリス鉄道安全基準委員会(RSSB)が出資しています。 ひとつは、2
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