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2023年4月21日のブックマーク (2件)

  • グリーンランドと南極の氷床が急速に融解、海面上昇促す 衛星データで判明

    (CNN) グリーンランドと南極の氷床が急速なペースで縮小していることが、国際的な科学者チームによる20日の報告で分かった。これらの氷床には、世界中のほぼ全ての淡水氷が含まれている。 氷床質量収支の相互比較研究(IMBIE)に所属する 科学者らは、1992年から2020年までに実施した人工衛星による調査50件のデータを組み合わせ、氷床の量と氷の流れの変化を追跡した。 その結果、氷床の融解は過去30年で6倍の規模に拡大したことが分かった。背景には地球温暖化が記録的な水準で進行し、世界中の気温を押し上げたことがある。 極域の氷床融解が最も進んだ上位7年は、いずれも過去10年間に集中していた。 全体で極域氷床は、1992年から2020年までに8兆3000億トン以上失われたという。 報告によれば最も融解の規模が大きかったのは19年で約6750億トン前後の氷床が失われた。この年は北極の気温上昇が著し

    グリーンランドと南極の氷床が急速に融解、海面上昇促す 衛星データで判明
  • 世界最大手の銀行各社、化石燃料への巨額投資を継続

    製油所=2022年11月28日、米カリフォルニア州ウィルミントン/Mario Tama/Getty Images ニューヨーク(CNN) 世界最大手クラスの銀行各社はかねて地球環境のための取り組みを約束しながら、昨年は化石燃料生産の能力拡大に巨額の資金をつぎ込んでいた。化石燃料の使用は気候変動危機に拍車をかける。 気候問題と金融部門の関係を巡って複数の非営利団体が作成した年次報告書によると、銀行各社が化石燃料業界に昨年提供した資金は6730億ドル(約90兆円)。この中で石油・ガス会社は4兆ドルの利益を計上した。 資金の内訳をみるとカナダの金融機関の割合が増加したものの、依然として支配的なのは米国の金融機関で、化石燃料への出資全体の28%を占めたと報告書は指摘する。 全金融機関のトップに立ったJPモルガン・チェースは、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」が調印された2016年以降の累計

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